
厚生年金保険
厚生年金保険は、民間企業で働く会社員が加入する年金制度です。自営業者などが加入する国民年金とあわせて、日本の年金制度の中心となっており、公的年金の一種です。
厚生年金保険は、会社員が定年を迎えたり、けがや病気で障害が残ったり、不幸にして死亡したときなどに、年金や一時金を支給し、本人とその家族の生活の安定を図ることを目的としています。
適用事業所に使用される70歳以下の者は、適用除外者を除いて、厚生年金保険の被保険者となります。
適用除外者 | 例外 |
国、地方公共団体又は法人に使用される者で、次に該当するもの (1)恩給法19条に規定する公務員及び公務員とみなされる者 (2)共済組合の組合員、私立学校教職員共済制度の加入者 |
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臨時に使用される者(船員を除く)で、次に該当するもの (1)日々雇い入れられる者 (2)2月以内の期間を定めて使用される者 |
(1)の者が1月を超え、(2)の者が所定の期間を超え引き続き使用されるに至った場合 |
所在地が一定しない事業所に使用される者 | -- |
季節的業務に使用される者(船員を除く) | 当初から継続して4月を超えて使用される場合 |
臨時的事業の事業所に使用される者 | 当初から継続して6月を超えて使用される場合 |
厚生年金保険法による年金たる保険給付に相当する給付を行うことを目的とする外国の法令の適用を受ける者 | -- |
厚生年金保険の被保険者は、同時に国民年金の第2号被保険者になりますので、2つの年金に加入することになります。
2007年02月20日公開
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