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標準報酬月額

被保険者が実際に受ける報酬はさまざまで、実際の報酬に基づいて一人ひとりの保険料や年金額を決定するのは、事務手続き上、煩雑なものとなります。

そこで、一定の範囲の報酬額の人が属する「等級」を設定し、同一の等級に属する人に一律に適用される「標準報酬月額」を定め、この標準報酬月額により保険料や年金額を決定しています。

標準報酬月額は厚生年金保険が月額98,000円から620,000円までの30等級、健康保険が月額58,000円から1,210,000円までの47等級に区分されています。

標準報酬月額のもととなる報酬は、賃金、給料、俸給、手当、賞与等その他いかなる名称であるかを問わず、労働者が労働の対償として受けたすべてのものをいいます。

ただし、臨時に受けるもの(大入袋、見舞金等)は、除外されます。また、報酬の全部または一部が通貨以外の現物で支払われる場合(通勤定期、住宅等)には、その地方の時価によって社会保険庁長官が決定することになっています。

報酬となるもの 報酬とならないもの
通貨で支給されるもの 基本給(月給、週給、日給など)
家族手当、住宅手当、通勤手当
食事手当、役付手当、職階手当
早出手当、残業手当、皆勤手当
能率手当、生産手当、休業手当
育児休業手当、介護休業手当
各種技術手当、特別勤務手当
宿日直手当、勤務地手当など
年に4回以上支給の賞与など
解雇予告手当、退職手当
結婚祝金、災害見舞金、病気見舞金など
年金、恩給、健康保険の傷病手当金
労災保険の休業補償給付など
家賃、地代、預金利子、株主配当金など
大入袋など
出張旅費など
年3回まで支給の賞与など
現物で支給されるもの 食事、食券など
社宅、独身寮など
通勤定期券、回数券
給与としての自社製品など
食事
   本人からの徴収金額が、標準価額により
   算定した額の2/3以上の場合

住宅
   本人からの徴収金額が、標準価額により
   算定した額以上の場合

被服
   事務服、作業服等の勤務服など

2007年08月03日公開

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