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障害厚生年金

障害厚生年金は、原則として、厚生年金保険の被保険者期間中に病気や事故によって一定の障害が残ったときに、支給されます。

1.支給要件
障害厚生年金を受けるには、次の要件すべてを満たすことが必要です。

  • イ.初診日において、被保険者であること
  • ロ.障害認定日において障害等級(1級、2級又は3級)に該当する程度の障害の状態にあること
  • ハ.保険料納付要件を満たしていること

国民年金で障害等級といえば1級と2級でしたが、厚生年金では1級から3級までをいいます。ですから、会社員などの第2号被保険者が障害等級1、2級に該当したときには、国民年金からの「障害基礎年金」と厚生年金からの「障害厚生年金」の二つの年金を受けることができるのです。

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2.年金額

(1)年金額
それぞれの年金額は次のとおりです。

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  • * 乗率は定率であり、老齢厚生年金のような読み替えはありません。
  • * 被保険者期間の月数が300(25年)に満たないときは、300とみなして計算します。

(2)配偶者加給年金額
障害等級1級又は2級に該当する人に支給する障害厚生年金の額は、受給権者がその権利を取得した当時に生計を維持していた65歳未満の配偶者がいるときは、加給年金額を加算します。

  • *生計維持とは、受給権者と生計を同じくして、年収850万円以上の収入を将来にわたって得られないと認められる場合をいいます。

配偶者加給年金額は、227,900円(平成20年度価額)です。


3.障害手当金
障害厚生年金では、3級よりも軽い障害が残った人のために、「障害手当金」という一時金を支給しています。

(1)支給要件
支給要件は次のとおりです。

  • イ.初診日に厚生年金の被保険者であったこと
  • ロ.初診日から起算して5年を経過するまでの間に傷病が治った日(症状固定)において政令で定める程度の障害の状態にあることあること
  • ハ.保険料納付要件を満たしていること

(2)障害手当金の額

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2008年07月01日公開

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