法報タイムズ 人事労務の最新情報満載のメルマガを毎月無料でお届けします!

TOP >> 法報タイムズ

法報タイムズ

購読申し込みはこちら(購読無料)


第313号

2010年08月16日発行

法報タイムズ 第313号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■2010.8.16/vol.313            発行総数:5.305 部

    ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┓
    ┃法┃報┃タ┃イ┃ム┃ズ┃
    ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┛

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【目 次】

■給与・社会保険相談Q&A
■オフィスで役立つ!マル得情報


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■給与・社会保険相談Q&A
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
海外勤務者の社会保険の取扱いは?
───────────────────────────────────

【相談内容】

 うちの会社では、2ヵ月後に社員Xさんを海外支社へ出向させることになり
ました。日本での社員の身分は継続し、給与も引き続き日本の本社から支払う
予定です。
 このような場合、健康保険と厚生年金の取扱いはどうなるでしょうか?

───────────────────────────────────

【社労士のアドバイス】

 海外で勤務する場合でも、日本の会社との雇用関係が継続している限り、
原則として、日本で加入している健康保険および厚生年金保険の資格は
継続します。
 ただし、例外もありますので、各保険の取り扱いを個別に見ていきましょう。

1 海外で病気になったらどうなるの? ~健康保険~

 海外の病院で治療を受ける場合、日本の健康保険証が使えないため、
少し手続きが面倒です。この場合は、一旦、医療費を全額、海外の病院で支払い、
後日、医療費の一部を日本へ請求することになります。
 日本への医療費の請求は、原則、日本の会社経由で行い、支給も日本の会社
経由で行われます。

 通常は、次の順番で手続きを行うことになります。

 (1)社員は、治療を受けた病院より「診療内容」と「領収書」をもらい、
   これに翻訳文を添付して、日本の会社に提出します。

 (2)日本の会社は、保険者(健康保険組合等)に海外療養費支給申請書と社員
   から送られてきた「診療内容」等を添付して提出します。

 (3)会社は、後日、保険者から医療費が支給されたら、社員へ医療費を送金し
   ます。
 
 なお、実際に支給される金額は、海外で支払った医療費の7割が支給される
わけではありません。日本国内で保険診療を受けたとして計算した額から
自己負担額を差し引いた額を基準として保険者が定める額となります。
 
2 年金は二重払いになるの? ~厚生年金保険~
 
 海外勤務の場合は、日本だけではなく勤務する国の年金制度にも加入する
ことになります。この場合、日本と勤務する国とで二重に年金に加入し、
保険料も二重に払うことになってしまいます。
 二重に保険料を払っていても、将来、年金も二重に受給できればいいですが、
年金を受給するには一定の加入期間が必要です。
 このため、多くのケースでは保険料が掛け捨てになってしまうでしょう。
 そこで、この問題を解決するために登場するのが「社会保障協定」です。
この社会保障協定を利用することでどちらか一方の国のみの年金制度に加入し、
かつ、両国の加入期間の通算が可能となります。
 この社会保障協定は、現在、全ての国と締結されているわけではありません。
社員を海外勤務させるときは、勤務する国の社会保障協定状況を事前に確認する
必要がありますので注意しましょう。

 (日本の社会保障協定の締結状況)
  平成22年7月現在
  ドイツ イギリス 韓国 アメリカ ベルギー フランス カナダ
  オーストラリア オランダ チェコ 
  
  ※一部通算制度除外の国もあります。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■オフィスで役立つ!マル得情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
電卓の機能を活用し効率アップ!(基本計算編)
───────────────────────────────────
 皆様は電卓の機能を活用していますか?
使ったことがないキーもあるのではないでしょうか?
そこで今回、基本計算編として「メモリーキー」をご紹介します。

<メモリーキー>
 メモリーキーを使用すると、複数の計算でも途中でメモを取ることなく計算
を行うことができます。
 メモリー計算は「=」を押す代わりに「M+」や「M-」を押し小計を出す
ことが出来ます。電卓の中に計算結果を「M+」で貯めていき、
「M-」で引いていくイメージです。

・ M+(メモリープラス)= 直前の計算結果をメモリーに足す
・ M-(メモリーマイナス)= 直前の計算結果をメモリーから引く
・ MR(メモリーリコール)= 記憶したメモリー計算の結果を呼び出す
・ MC(メモリークリア)= これまでのメモリー計算結果をクリアする

<実際にメモリーキー使用してみよう!>

(問題1)10×20+40÷2-10×10=120
  ↓
 ―メモリーキー使用―

  10×20「M+」40÷2「M+」10×10「M-」「MR」・・・120

 いかがだったでしょうか。使い方が分かると色々使えそうですよね。
 皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。
 次回以降も毎月5日に、引き続きオフィスお役立ち情報を発信して参ります。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■皆様のご意見をお寄せください
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 『法報タイムズ』を毎月ご講読いただきまして、ありがとうございます。
アクタスでは、法報タイムズの更なる充実を目指し、読者の皆様からメルマガ
に関するご要望やご意見をお待ちしております。
 下記専用フォームより、皆様のご意見をお寄せください。

 https://www.romu.jp/counseling/form.php

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■このメールマガジンは以下の配信システムを利用しています。
    まぐまぐ http://www.mag2.com/ 
    melma!  http://www.melma.com/
■バックナンバー http://archive.mag2.com/0000041295/index.html
■変更・解除は、ご登録いただいた配信システムで行ってください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■当マガジンは、法律問題の解説にあたり、十分な調査・研究を踏まえた上で
 発表しておりますが、読者がこれを実行されるにおいては一切責任を負いま
 せんので、ご注意ください。
■掲載記事の全部または一部の無断転載、複写、その他の二次的利用を禁止し
 ます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行元】
 アクタスマネジメントサービス株式会社/アクタス労務研究所
【運営WEBサイト】
 アクタスWEBサイト     http://www.actus.co.jp/
 アクタス人事労務WEBサイト http://www.romu.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

バックナンバーTOPへ
ページの先頭へ