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第314号

2010年08月25日発行

法報タイムズ 第314号

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 ■2010.8.25/vol.314              発行総数: 5,304 部

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【目 次】

■今月の人事労務相談室
■今月の健康メモ

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■今月の人事労務相談室
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証明書類の提出を拒む社員の介護休業を認めないことはできるか?
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【相談内容】

先日、ある社員から「同居の父親を介護するためしばらく休業したい」と
介護休業の申し出がありました。
当社の就業規則では、法律に則って介護休業を取得することができますが、
社員の不正な取得を防ぐため、介護の必要性を証明する書類を提出するよう
定めています。そこで相談ですが、

相談1.介護の必要性を判断するにあたり、会社としては具体的にどのような
    書類の提出を求めればよいのですか?
相談2.証明書類の提出を拒む社員に対して、会社は介護休業を認めない
    ことはできますか?

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【社労士のアドバイス】

<相談1への回答>

介護休業を取得するには、「要介護状態」にある一定範囲の家族を介護すること
が要件となります。
そのため、会社は以下の2つについて事実確認をしてください。

(1)介護を要する家族との関係
(2)「要介護状態」であることの事実

(1)については、一定の範囲の家族(「対象家族」と呼ばれます)とされ、
具体的には以下のいずれかとなります。この確認にあたっては「戸籍抄本」や
「住民票」の写しを提出してもらうのがよいでしょう。

・配偶者
・父母
・子
・配偶者の父母
・同居しかつ扶養している祖父母、兄弟姉妹、孫

(2)の「要介護状態」とは、「2週間以上の常時介護を必要とする状態」
であって、その判断基準は厚生労働省の指針で定められています。実際には、
この基準にもとづき医師・保健師・理学療法士が判定することになっています。

会社が確認するには、社員より主治医に対して介護休業の申し出に必要な旨を
伝えてもらい、要介護状態であるか否かの診断書を求める方法がよいでしょう。

<相談2.への回答>

会社が証明書類の提出を求めることは、違法なことではありません。
ただし、厚生労働省の通達によれば、証明書類の提出がなければ
介護休業を認めないというような取り扱いはできません。

社員が提出を拒んだとしても、介護休業の申し出そのものは有効ですので、
会社は社員が希望する日から介護休業を与えなければなりません。

なお、申出日と開始希望日が2週間を切る場合は、会社は開始希望日から
2週間以内の範囲で、自由に開始日を指定することができます。

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■今月の健康メモ
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あなたの運動不足度をチェック!健康のために運動を!
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最近、皇居の外周を走る「皇居ラン」が人気を集めています。
ここ数年で「ランニング」「サイクリング」や「ウォーキング」などの
運動人口が大幅に増え、健康志向の高まりを感じます。
そこで、今号では健康と運動の関わりについてご紹介します。

1.まめな運動が長寿のカギ
運動量に応じて男女別に4グループに分けて死亡率を比較した調査によると、
男女共に運動量が多いほど死亡率が低いことが明らかになりました。
死因別でみると、男性では、がんの死亡率は約2割、心疾患は約3割低下し、
女性では、がんの死亡率は約3割低下しています。(厚労省研究班調査より)

2.運動不足は万病の基
逆に運動量が少ないと、体は次のような順で変調をきたすようになります。

(1)栄養過多(炭水化物・脂肪・たんぱく質が過剰な状態)になる
(2)体脂肪が増加する
(3)血中脂肪が増加する
(4)血管が詰まる
(5)高血圧、心臓病、脳卒中になる


3.運動不足度チェック
ここで現在のあなたの運動不足度をチェックしていきましょう。
※すべてYESなら合格。一つでも欠けていると運動不足の可能性があります。
(1)1日の歩く時間は20分以上である
(2)日常の生活で建物から外出する機会がある(10分以上)
(3)日常の生活で全身的な立位の業務がある(1時間以上)
(4)定期的に運動やスポーツを行っている(1週間に3時間以上)
(5)この1ヶ月間に山や公園、観光地で過ごした(月3回以上)

4.運動上の注意点
運動を始めることは健康に良いことですが、方法を間違えると事故の原因と
なります。スポーツ人口の増加に伴い、突然死が増加していることも事実です。
突然死を起こしやすいスポーツとしては次のものがあります。
(1)ランニング
(2)ゴルフ
(3)水泳

突然死の防止、また健康に運動を行うために、次のことに注意をして運動を
行いましょう。
(1)体調に注意して、具合が悪いときには無理に運動をしない
(2)自分の体力以上の過度な運動はしない
(3)運動をする前は十分に準備運動を行う
(4)運動中に何らかの異常を感じたら、すぐに中止するようにする
(5)汗をかいたら水分補給をする

まだまだ暑い日が続きます。
これから運動を始められる方は、上記の注意事項を守って、無理なく継続的に
取り組んでいただくことをおすすめします。

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