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第334号

2011年03月15日発行

法報タイムズ 第334号

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■2011.3.15/vol.334              発行総数: 5,215 部

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   ┃法┃報┃タ┃イ┃ム┃ズ┃
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この度の東北地方太平洋沖地震に対し、
衷心よりお見舞い申し上げますと共に、皆様のご無事と一日も早い復興を
お祈りいたします。


【目 次】

■給与・社会保険相談Q&A
■オフィスで役立つ!マル得情報

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■給与・社会保険相談Q&A
 退職月に賞与を支給する場合の計算方法と賞与支払届の届出
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会社の規程により、既に退職した社員または退職予定の社員へ賞与を支給する
ことがあります。

このような規程の会社の人事担当者の方からは、退職月に賞与を支給したが
社会保険料の控除は必要かどうか、必要ない場合、賞与支払届は提出不要か、
といったご質問をよくお受けします。

そこで今回は、退職月に賞与を支給したときの給与計算及び社会保険事務の
実務ついてご説明いたします。


【相談内容】

この度、3月15日に賞与を支給しますが、
賞与支給日に既に退職している社員Aと退職予定社員Bにも
賞与を支給する予定です。

賞与計算するうえで注意しなければならない点を教えて下さい。

賞与支給日   ・・・3月15日
社員A退職日   ・・・3月5日
社員B退職予定日 ・・・3月20日

なお、社員Aは新しい会社へ再就職しており、
社員Bは退職後しばらくの間働く予定はないとのことです。

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【社労士のアドバイス】
 
賞与支給月に退職する社員がいる場合は、
特に社会保険料と源泉所得税の計算に注意する必要があります。

下記に計算方法と賞与支払届の処理方法についてご説明します。

【1】社会保険料(健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料)の計算

  賞与にかかる社会保険料は、資格取得日以降に支給された賞与から
  保険料の対象となり、資格喪失日の属する月については保険料控除の対象
  となりません。
  資格喪失日は退職日の翌日のため、
  社員Aの場合は3月5日退職で資格喪失日は3月6日、
  社員Bの場合は3月20日退職で資格喪失日は3月21日と両者ともに
  今回支給する賞与から社会保険料は控除する必要はありません。

【2】雇用保険料の計算

  雇用保険料は社会保険料と異なり、資格喪失日に関係なく
  「労働の対償として支払うもの」は保険料控除の対象となります。
  つまり、賞与支給月に退職していてもまたは退職予定であっても、
  支給する賞与が「労働の対償として支払うもの」であれば保険料控除しな
  ければなりません。
  したがって、社員A、B共に今回支給する賞与から雇用保険料を控除する
  必要があります。

【3】源泉所得税の計算

  原則、「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」は退職により
  その効力を失うため、退職日後に支給する賞与については「乙欄」で
  源泉所得税の計算をすることになります。
  今回の場合、退職日後に賞与を支給している社員Aは「乙欄」で
  源泉所得税の計算を行いますが、社員Bは賞与支給日に会社に在籍して
  いますので「甲欄」で源泉所得税の計算を行います。
  ただし、社員Aが退職後に転職しておらず、「給与所得者の扶養控除等
  (異動)申告書」を他の会社に提出していないことが明らかな場合は、
  退職後も扶養控除等申告書が引き続き効力を有するものとして「甲欄」で
  源泉所得税の計算を行うことができます。
  (通達 所得税法194・195-6より)

【4】賞与支払届の提出

  資格喪失日の前日までに支給された賞与については、
  社会保険料の控除がなかった場合でも賞与支払届の届出対象となります。
  したがって、社員Aの場合は資格喪失日後に賞与が支給されているため
  届出の必要はありませんが、社員Bの場合は、資格喪失日の前日までに
  賞与の支給がありますので届出が必要となります。

賞与支給日と退職日の関係で、社会保険料の計算方法や賞与支払届の届出の
有無が異なりますので整理しながら業務を進めるようにしてください。

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■オフィスで役立つ!マル得情報
 エクセルで役立つ!ショートカットキー Part2
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仕事でエクセルを使用する機会が多い方は、多数いらっしゃるかと思います。
そこで、今回はエクセルで役立つショートカットキーPart2としまして、
「ctrl」キーを使用したショートカットキーのご紹介をします。

【入力に関するショートカットキー】

 1.日付を入力できる
 → [ctrl] + [;]

 2.時間を入力できる
 → [ctrl] + [:]

 3.セルを削除できる
 → [ctrl] + [-]

 4.セルを挿入できる
 → [ctrl] + [+]

【書式の設定に関するショートカットキー】

 エクセルで、文字の大きさやフォントなどの書式設定を変更しながら
 資料や表の作成をしていると思います。
 下記のショートカットキーを使用することで、文字の体系をすばやく変更
 することができ効率よく作成することができます。

 1. 書式設定をする画面をすぐに開くことができる
 → [ctrl] + [1]

 2. 入力してある文字、これから入力する文字を太文字に設定し、
  また太文字の設定を解除することができる
 → [ctrl] + [2]

 3. 入力してある文字、これから入力する文字を斜体に設定し、
  また斜体の設定を解除することができる
 → [ctrl] + [3]

 4. 入力してある文字、これから入力する文字に下線を引くことができ、
  また下線を引く設定を解除することができる
 → [ctrl] + [4]

 5. 入力してある文字、これから入力する文字へ取り消し線を引くことが
  でき、また取り消し線の設定を解除することができる
 → [ctrl] + [5]

いかがだったでしょうか。
エクセルにはたくさんのショートカットキーがあります。
ショートカットキーをスムーズに使いこなすことにより、
業務の時間を短縮することができます。

次回以降も、オフィスで役立つ情報を発信して参ります。

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