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第340号

2011年05月13日発行

法報タイムズ 第340号

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■2011.5.13/vol.340              発行総数:5,191 部

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【目 次】

■給与・社会保険相談Q&A
■オフィスで役立つ!マル得情報

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■給与・社会保険相談Q&A
 社員に社宅を貸与している場合の源泉所得税、社会保険料の取り扱い
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 福利厚生の一環としてアパートやマンションを会社で借りて、
 それを社宅として社員に貸与することがあります。

 社宅を貸与する場合、社員にとっては「住居」という経済的利益を会社から
 受けることになるため、課税されるか、社会保険料は発生するのかといった
 ご質問を受けることがあります。

 そこで今回は、社宅を社員に貸与する場合の源泉所得税、社会保険料、
 労働保険料の取り扱いについてご説明します。


【相談内容】

 この度、転勤者に対し社宅制度を導入しようと考えております。
 社員に社宅を貸与する場合、注意すべきことはありますか。
 また、社員から家賃の一部を徴収する場合と徴収しない場合とで
 社会保険料などの取り扱いに違いはありますか。

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【社労士のアドバイス】

 社員に社宅を貸与する場合、これが賃金とみなされて課税される場合や
 社会保険料、労働保険料の対象となる場合があります。

 法律により取り扱いが異なりますので、それぞれについてご説明いたします。


【1】 源泉所得税の取扱い

 社員から家賃相当額を徴収せず無償で貸与する場合は、家賃相当額が給与と
 して課税されます。

 一方、社員から1ヶ月当たり家賃の一定額を自己負担分として徴収している
 場合には、現物給与は無いものとして非課税とすることができます。
 この自己負担分となる一定額は、その物件の「通常の賃借料」の50%相当額
 以上でなければなりません。

 「通常の賃借料」は次の計算式で算出します。

 [その年度の家屋の固定資産税の課税標準額]x0.2%+12円
  x その家屋の総床面積(平米)/3.3(平米)
  +[その年度の敷地の固定資産税の課税標準額]x0.22%


【2】 社会保険料の取扱い

 通貨で支給されるものだけでなく、社宅や食事のように通貨以外の現物で
 支給するものについても社会保険料の対象となります。
 具体的には、厚生労働大臣が都道府県ごとに告示で定めた標準価額に
 基づいて現物支給されるものを通貨に換算して報酬(賃金)に算入します。
 しかし、社員から一定額の家賃を自己負担分として徴収している場合は、
 標準価額から自己負担額を差し引いた金額が社会保険料の対象となり、
 自己負担額が標準価額を超える場合は社会保険料の対象となりません。

(参考)東京都の現在の標準価額は1,360円/月(畳1畳あたり)です。


【3】 労働保険料の取扱い

 源泉所得税や社会保険料の取り扱いと異なり、
 社員から一定額の家賃を自己負担分として徴収しているか否かにかかわらず、
 原則として、労働保険の対象となりません。
 ただし、不均衡是正のために社宅貸与がない社員全員に対して住宅手当など
 の手当を支給している場合は、労働保険料の対象となります。


 以上のように、法律によってそれぞれ取り扱いが異なり、
 また、社宅を無償で貸与する場合と社員から自己負担分として徴収している
 場合とでも取り扱いが異なりますので、注意が必要です。


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■オフィスで役立つ!マル得情報
 これで業務の効率アップ!デスク整理法
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 みなさんのデスクの上は、どのような状態でしょうか。
 きちんと整理整頓ができている方もいれば、不要な書類が捨てられずに
 雑然とされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 今回は、おススメのデスク整理法についてご紹介いたします。
 
 整理上手になるには、"3つのステップ"を踏むことが重要です。

【ステップ1】書類を整理する

 ここで大切なことは書類を3つの分類に分け、
 この3つ以外の書類は思い切って処分することです。

 <3つの分類>
  1.進行中の書類
  2.すでに終了した書類
  3.使用する見通しのある書類
 (3.は1年以上使用する目途のないものは処分します。)

 書類の処分が終わったら、必要書類を自分自身が使用しやすいように
 ファイリングします。
 この時に3つの分類ごとに色分けをしておくと一目で判断できます。

【ステップ2】整理された状態を保つ仕組みをつくる
 整理された状態を保つためには下記のルールを決め、必ず守ります。

 <ルール>
  1. ファイルの置き場所を決める
  2. ファイルは元にあった場所へ必ず戻す
 3. 書類整理の時間を1日5分作る(始業前か終業後がおススメ)
  4. 不要な書類は溜めずにその場で必ず捨てる

【ステップ3】整理されたデスクのメリットを実感する
 整理された状態が保たれることにより、必要書類をすぐに取り出せ、
 業務の効率アップを実感するとともに、整理整頓の大切さを感じることが
 できます。

 今回ご紹介した整理法のなかで最も重要なことは、【ステップ2】を継続
 することです。これを続けることにより、整理された状態が保たれ、
 今までよりももっと業務の効率があがることでしょう。

 今回ご紹介した整理法は簡単な方法ですが、整理整頓が得意な方はさらに
 業務効率化を目指し、独自の整理法を編み出してみてはいかがでしょうか。

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