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第344号

2011年06月24日発行

法報タイムズ 第344号

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■2011.6.24/vol.344              発行総数:5,189 部

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【目 次】

■今月の人事労務相談室
■今月の健康メモ

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■今月の人事労務相談室
 ~節電対策として所定休日を変更するには?~
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 夏場の電力不足が叫ばれる中、より一層の節電対策に頭を悩ませている
 会社は多いのではないでしょうか。

 今回ご紹介するのは、節電対策の一環として労働時間の見直しを
 検討している人事担当者からの相談です。

【相談内容】

 弊社では夏の電力不足への対応から、今年の7月~9月の3ヶ月間に限って
 所定休日を現在の土日から木金に変更することで、平日の電力消費を
 抑える計画を予定しています。
 この場合、どのような手順で行う必要があるのでしょうか。

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【社労士のアドバイス】

 節電対策のための3ヶ月間の暫定措置とはいえ、会社が所定休日を
 変更する場合には、就業規則を変更する必要があります。

 これは、休日に関する事項については、就業規則に必ず記載しなければ
 ならないもの(「絶対的必要記載事項」)とされているためです。
 その他の絶対的必要記載事項については、以下でご確認いただけます。
 

 就業規則を変更する場合には、会社側から一方的に変更するのではなく、
 社員に対する事前説明と協力依頼が不可欠となります。

 とくに会社として配慮すべきは、育児を行う社員への対応です。
 たとえば、所定休日の変更により「土日に子どもを預けられる保育所がない」
 といった問題が生じることが予想されます。

 こうした場合、在宅勤務を認めるなど個別の事情に応じた対応が必要です。
 また、社員がベビーシッターを利用した場合の費用の一部を
 会社が補助するといった対応もその一つです。

 これらの対応を実施するにあっては、もちろん会社の都合もありますので、
 各社員の家庭事情を勘案した上で、無理をせず、自社にとって可能な範囲で
 必要な措置を模索することがポイントです。

 電力不足の懸念から会社の社会的責任に注目が集まっていますが、
 適切なプロセスで節電対策に取り組むことが求められています。

 節電対策は社員の協力があってこそ実現できるものです。
 必要な法的手続きとともに、社員への事前の説明や個別の事情を抱える
 社員への配慮を忘れないように注意しましょう。

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■今月の健康メモ
 ~スーパークールビズを楽しもう~
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 温室効果ガス削減のために、冷房時の室温を28度に。
 そんなオフィスで快適に過ごすため、2005年の夏、スタートしたのが
 「クールビズ」です。

 今年は、東日本大震災による節電の必要性を踏まえ、環境省が提唱する
 「クールビズ」の開始日が、1ヶ月前倒しの5月1日スタート、
 終了日も1ヶ月延長されて10月31日までとなりました。

 さらに、クールビズが本格実施となる6月からは、クールビズを通じた
 節電や温暖化防止の取り組みが促進されるよう、
 「スーパークールビズ」と称して、従来からの「28度の室温設定」
 「ノー上着の奨励」「断熱材の利用」といった取り組みに加え、
 「更なる軽装の奨励」「勤務時間の朝型シフト」といった、
 これまでより一歩踏み込んだ取り組みが求められています。

 「スーパークールビズ」が推進する5つの具体的な取り組みは
 以下の通りです。

1.室温28度の徹底
 エアコンは必要な場所で必要なときだけ使用する、
 省エネ家電へ買い換える、扇風機を効率的に使用するなど

2.ワークスタイルの見直し
 勤務時間を朝型ヘシフトする、残業はなるべく控える、
 在宅勤務制度を導入する、夏休みを2週間にするなど

3.ファッションの見直し
 ノー上着を夏のフォーマルにする、かりゆしやポロシャツ、
 Tシャツも活用する、うちわや扇子、日傘でちょっとした暑さをしのぐなど

4.オフィス環境の見直し
 ブラインドで夏の日差しをカットする、オフィスの窓際に植物のカーテンを
 設置する、省エネ照明や断熱材を導入するなど

5.その他
 打ち水でビジネス街の温度調整をする、パソコンなどをこまめに
 スイッチオフする、体内から冷やしてくれる食べ物を摂取する、
 冷却ジェルシートなどのグッズを活用するなど

 過去最大の電力不足に直面した中、気づいた人だけのアクションでは、
 この夏を乗り切ることはできません。

 「スーパークールビズ」を義務としてではなく、
 「ライフスタイルの一部」として日常の様々な工夫で簡単に楽しく取り入れ、
 ビジネスシーンに限らず、全てのライフシーンで「スーパークールビズ」を
 実践していきましょう。

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