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第347号

2011年07月25日発行

法報タイムズ 第347号

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■2011.7.25/vol.347              発行総数:5,177 部

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【目 次】

■今月の人事労務相談室
■今月の健康メモ

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■今月の人事労務相談室
 ~駐在員事務所の代表者は社会保険に加入できるか?~
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【相談内容】

 このたび、外国法人の駐在員事務所を日本に設置することになりました。
 いまのところ社員は私ひとりで、名目上は代表者です。

 代表者となった場合、労災保険や雇用保険に加入できないのは分かりますが、
 健康保険や厚生年金保険(以下、社会保険)には加入できるのでしょうか。

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【社労士のアドバイス】

 代表者の社会保険加入の可否は、法人か個人事業所かにより異なります。
 まずは、原則的な社会保険の加入条件を確認しておきましょう。

 以下の事業所は法律で加入が義務づけられています。
 (1)法人(代表者も社員も加入)
 (2)常時5人以上の社員を雇用する個人事業所(社員のみ加入)

 日本で法人登記せず、もっぱら情報収集や広告宣伝を行うための
 いわゆる駐在員事務所は、個人事業所として取り扱われます。

 個人事業所で上記(2)にあてはまらない場合でも、半数以上の社員の
 同意を得て、当局の認可を受けることで任意加入することができます。

 問題なのは、認可を受けた場合でも、加入できるのはそこで雇用される
 社員のみであって、個人事業主の代表者は加入できないという点です。

 これは、社会保険は事業所に雇用される者を対象としているためです。
 法人の代表者は、会社に雇われて報酬を受けている者とみなされますが、
 個人事業所の代表者は、あくまで個人事業主として位置づけられます。
 そのため、社会保険には加入できないことになっています。

 しかし、実態は外国法人に雇われる「社員」であるにもかかわらず、
 名目上、個人事業所の代表者であるために加入できないのは不合理です。

 そこで、最近ではこのような実態を踏まえ、駐在員事務所の代表者にも
 海外本社に雇用される社員として、例外的に加入を認めるケースもあります。
 ただし、統一的な基準はなく、年金事務所や健康保険組合によっては、
 取り扱いが異なることがあります。

 まずは、所轄の年金事務所などに相談することをおすすめします。

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■今月の健康メモ
 ~節電対策による熱中症にご注意を~
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 7月1日から東京電力と東北電力管内を対象とする「15%節電」が
 スタートしました。
 また、本日より、関西電力管内においても、政府が要請した10%の節電
 期間がスタートします。

 これを受けて、エアコンの設定温度を上げるなどの節電協力を行う企業や
 家庭がより増えていくものと思われます。

 そこで、心配になるのが熱中症です。
 熱中症とは、高温の環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、
 体温の調整がうまくできなくなることによって起こる障害です。
 重症化すれば死に至る可能性のある恐い病気です。

 そこで今回は、熱中症の基礎知識とその予防策についてご紹介します。

【熱中症になりやすい場所】

 高温、多湿、風が弱い、日差しの強い場所
 (例)工事現場、運動場、体育館、一般の家庭の風呂場、機密性の高いビル、
   マンションの最上階など

【熱中症になりやすい人】

 ・脱水状態にある人
 ・高齢者
 ・肥満の人
 ・過度の衣服を着ている人
 ・普段から運動をしていない人
 ・暑さに慣れていない人
 ・病気の人、
 ・体調の悪い人、など

 さらに、心臓疾患、糖尿病、精神神経疾患、広範囲の皮膚疾患なども
 体温調整機能が低下している状態のため、熱中症になりやすいといえます。

【熱中症の症状】

 熱中症の症状は、重症度に応じてI度からIII度の3区分に分かれています。

 I度(現場の応急処置で対応できる軽症)
 ・めまい・失神
 ・筋肉痛・筋肉の硬直
 ・大量の発汗

 II度(病院への搬送を必要とする中等症)
 ・頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感

 III度(入院して集中治療の必要性のある重症)
 ・意識障害・痙攣・手足の運動障害
 ・高体温

 I度の症状があれば、涼しい場所へ移り身体を冷やすこと、
 水分・塩分を与えましょう。
 それでも回復しない場合には、病院への搬送が必要です。

【熱中症の予防策】

 熱中症予防には、次の対策が効果的です。

1.暑さを避ける
  すだれやカーテンなどで直射日光を防ぐ。
2.服装を工夫する
  吸汗・速乾素材や軽涼スーツなどを活用する。
3.こまめに水分補給をする
  水やお茶などで水分補給をする。
4.暑さに備えた体作りをする
  身体を暑さに慣れさせる暑熱順化のため、日頃からウォーキングなどで
  汗をかく習慣を身につける。

 熱中症は、例年7月下旬から8月下旬にかけて多発します。
 熱中症にならないために、ここで紹介した予防策を是非実践してください。

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