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第355号

2011年10月14日発行

法報タイムズ 第355号

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■2011.10.14/vol.355              発行総数:5,148 部

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【目 次】

■給与・社会保険相談Q&A
■オフィスで役立つ!マル得情報

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■給与・社会保険相談Q&A
 平成24年1月1日から変更される通勤手当の非課税限度額
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 環境問題への意識の高まりや震災の影響などにより、
 自転車で通勤する社員が増加しています。

 そんな中、平成24年1月1日より自動車や自転車などの交通用具を
 利用して通勤する社員の通勤手当の非課税限度額が改正されることに
 なりましたので、事前に確認をしておきましょう。

 
【相談内容】
 
 弊社では、自動車や自転車通勤をしている社員に対して、通勤距離に応じて
 毎月通勤手当を支給しています。

 先日、国税庁から発表された「源泉所得税の改正のあらまし」によると、
 自動車や自転車などの交通用具を利用して通勤する社員の通勤手当の
 非課税限度額が平成24年1月1日より改正されるそうです。
 この改正により、社員にどういう影響があり、会社としてはどのような
 対応をすればよいでしょうか?

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【社労士のアドバイス】
 
 現在の法律では、電車やバスで通勤する社員との均衡を保つため、
 自動車や自転車で通勤する社員の通勤手当の非課税限度額に、
 特例措置が設けられています。

 特例措置とは、通勤距離が片道15Km以上の社員に対して通勤手当を
 支給する場合、交通機関を利用した場合の1か月定期券相当分までは非課税
 とするものです。

 しかし、今回の改正でこの特例措置が廃止され、自動車や自転車で通勤する
 社員に支給する通勤手当の非課税限度額が縮小されます。

 この改正により影響を受けるのは、自宅から会社までの通勤距離が
 片道15Km以上の社員です。

 [改正以降、非課税限度額とされる通勤手当]

  片道 2Km未満----------------- 全額課税
  片道 2Km以上10Km未満----- 4,100円まで
  片道10Km以上15Km未満----- 6,500円まで
  片道15Km以上25Km未満-----11,300円まで
  片道25Km以上35Km未満-----16,100円まで
  片道35Km以上45Km未満-----20,900円まで
  片道45Km以上-----------------24,500円まで

 そもそも、通勤手当は会社が社員に支給するという意味において、
 本来は給与とされるものです。
 しかし、現在の日本の通勤事情からみて通勤手当の性格を考慮し、
 一定の金額までは非課税とされています。

 [会社が行うべき実務対応]

 1. 自動車や自転車などの交通用具を利用して通勤する社員で、
   通勤距離が片道15Km以上の社員を洗い出し、非課税額と課税額を
   確認しましょう。

  <具体的な確認方法>

  例えば、通勤距離が片道50Km、1か月定期券相当分30,000円の
  社員に通勤手当50,000円を支給している場合。

  (改正前、平成23年12月31日まで)
    非課税額=1か月定期券相当分=30,000円
    課税額 =20,000円(50,000円-30,000円)

  (改正後、平成24年1月1日以降)
    非課税額=非課税限度額=24,500円
    課税額 =25,500円(50,000円-24,500円)

 2. 賃金規程に今回の改正内容に関する記載がないか確認しましょう。
  非課税限度額を1か月定期券相当分と定めているような場合には、
   規程を改定する必要があります。

 3. 給与計算システムの設定を変更する必要があるか確認しましょう。
   給与計算のシステム会社から今回の改正に対応したソフトが届くのか、
   自分で通勤手当の課税、非課税計算の計算式などを変更しなければなら
   ないのか確認をしましょう。
 
 今回の改正で、該当社員の給与手取額に少なからず影響を及ぼします。
 必要に応じて、該当社員へ事前に説明しておきましょう。


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■オフィスで役立つ!マル得情報
 会社で出来る簡単トレーニング
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 日頃、運動不足と感じている人は多いのではないでしょうか。

 今月10日、文部科学省より体力テストの調査結果が発表されました。
 その調査結果より、子どもや高齢者の体力が緩やかに向上を続ける一方、
 成人の20代から30代の体力低下が目立ちました。
 
 今回は、仕事で忙しく運動している時間がないという方のために、
 会社で出来る簡単なトレーニングをご紹介します。

 1. 腹筋を鍛える
  椅子に座っているとき、背もたれに頼らず浅く座り、背中を真直ぐ伸ばす。
  この姿勢を保つことで腹筋を鍛えることができます。
  はじめは辛いと思いますので、気づいたときに姿勢を作り直すようにして
  みてください。
   
 2. 足の筋肉を鍛える
  椅子に座っているとき、そのまま両足を少し上に浮かせる。
  太ももやお腹周り、お尻に負荷を感じることができると思います。
  この姿勢を保つことで、足の筋肉や腹筋を鍛えることができます。
    
 手軽に、かつ誰にも気づかれずにできる筋力トレーニングですので、
 自宅での腹筋運動がなかなか続かない方などにもお勧めです。
 その他、通勤時や外出時には、一駅手前で降りて歩いたり、エレベーターを
 使わず階段を使うということも取り入れてみてはいかがでしょうか。
 特に運動時間を作ることなく、普段の生活で筋肉トレーニングを取り入れる
 ことができます。


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