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第395号

2012年12月05日発行

法報タイムズ 第395号

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■2012.12.05/vol.395              発行総数:4,941 部

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アクタスマネジメントサービス株式会社/アクタス労務研究所
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 今年も残りわずかとなりました。
 年末に掛けて業務が忙しくなる会社も多いのではないかと思います。
 繁忙による労働時間の増加により、体調を崩す社員もいるでしょうが、
 その中には本人が体調の異変を自覚していないケースもあります。
 このような社員を医師に受診させるには、会社はどうればいいでしょうか。
 今号では、会社による社員への受診命令について取り上げます。
                             (片山 力)

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 毎月5日,15日,25日に配信しております本メルマガですが、
 11月25日配信分をお休みさせていただきましたことをお詫び申し上げます。
 本日、Vol.395とVol.396の2号をお届けいたします。
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【目 次】

 ◆今月の人事労務相談室◆
  就業規則の定めがなくても、医師の受診を命じることはできるか?

 ◆今月のお仕事一覧◆
  12月のお仕事カレンダー

 ◆Romu.jpのコンテンツ更新ご案内◆
  【人事労務Q&A】ページの情報を更新しました。

 ◆セミナーのご案内◆
 1.アクタスセミナー
   「税務調査の心得とその対策」
   2012年12月6日(木)【東京】

 2.提携セミナー
   決定版!(連続講座全2回)「人事管理者・担当者のための実務解説」
   第2回 退職・解雇のポイント総点検【東京】
   2012年12月11日(火)

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 ◆今月の人事労務相談室◆
  就業規則の定めがなくても、医師の受診を命じることはできるか?
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【相談内容】

 当社の社員に、最近見るからに元気がなく、集中力も散漫で
 仕事のミスが増えている者がいます。

 メンタルヘルスの問題が注目されていることもあり、
 医師に診てもらうよう勧めましたが、本人は固辞しています。
 その後、しばらく様子を見ていましたが、回復の傾向はうかがえず、
 むしろ状況は悪化しています。

 会社としては、医師による受診を強く命じたいところなのですが、
 当社の就業規則にはその根拠を示す定めがありません。
 このような場合でも、会社は受診を命じることができるでしょうか。

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【社労士のアドバイス】

 就業規則に定めがなくても、受診命令が認められる場合があります。

 会社には、労働契約上、社員の健康に注意を払う安全配慮義務があり、
 社員の健康状況を把握し、必要な対応をとることが求められています。

 一方、社員も労働契約にもとづく労務提供の義務があります。
 健康不良により、業務に支障を来しているということは、
 労務提供が不完全であり、その義務を果たせていないことになります。

 そのため判例は、健康状態に異常がみられ、労務提供に不備がある場合、
 就業規則に受診命令の定めがなくても、その命令は有効であり、
 社員もこれに従う義務があると示してます。

 参考判例
 1.京セラ事件 東京高裁 昭61.11、13判決
 2.空港グランドサービス・日航事件 東京地裁 平3.3.22判決

 今回のケースでも、外見からして体調の異変が明らかで、
 仕事でミスが増えるなど労務提供も不完全と言える状況ですので、
 受診命令が認められる可能性は高いといってよいでしょう。

 しかし、社員との間で無用なトラブルを避ける見地からは、
 やはり就業規則に受診命令を明記しておくことを推奨します。
 この機会に、自社の就業規則を見直してはいかがでしょうか。

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 ◆今月のお仕事一覧◆
  12月のお仕事カレンダー(提出先・納付先)
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 ■スケジュール■

【12月10日】

・前月入社の雇用保険資格取得届の提出
(公共職業安定所)

・源泉所得税・住民税の納付
(郵便局または銀行)

【1月4日】

・社会保険料の納付
(郵便局または銀行)

 ■その他チェック事項■

・賞与支払届の提出
 賞与を支給した場合は、支払日より5日以内に、賞与支払届と
 賞与支払届総括表を提出しなければなりません。
 支給がなかった場合でも賞与支払届総括表は提出する必要があります。

・年末調整の実施
 社員から申告書を回収し、チェック作業を始めている会社も多いでしょう。
 特に改正点は間違いがないよう、バックナンバーで再確認してください。
 2011/10/25 法報タイムズVol.392「今年の年末調整の注意点」
 http://archive.mag2.com/0000041295/20121015190450000.html

・クリスマスカードや年賀状の送付

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 ◆Romu.jpのコンテンツ更新ご案内◆
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 【人事労務Q&A】ページにおいて、以下の情報を更新しました。

 「時間外労働が平日の夜から休日の朝で及んだ場合の割増賃金は
  どのように計算すればよいですか?」

 回答は、アクタス人事労務WEBサイト「Romu.jp」にて↓
 http://www.romu.jp/cms_qanda/2012/11/post-29.html

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 ◆セミナーのご案内◆
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 1.アクタスセミナー
   2012年12月6日(木)14:00~17:00
   「税務調査の心得とその対策」【東京】
   詳しい内容、お申込みはこちらから↓
   http://www.actus.co.jp/knowledge/2012/000032.html

 2.提携セミナー
   スーパーストリーム株式会社 主催 
   決定版!(連続講座全2回)「人事管理者・担当者のための実務解説」
   第2回 退職・解雇のポイント総点検【東京】
   2012年11月16日(金)15:00~17:00
   詳しい内容、お申込みはこちらから↓
   https://ssedu.smartseminar.jp/public/seminar/view/860

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 ◆皆様のご意見をお寄せください◆
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【発行元】

 アクタスマネジメントサービス株式会社/アクタス労務研究所

【運営WEBサイト】

 アクタスWEBサイト     http://www.actus.co.jp/
 アクタス人事労務WEBサイト http://www.romu.jp/

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