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第475号

2015年02月13日発行

法報タイムズ 第475号

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 ■2015.2.13/vol.475             発行総数:4,669 部

 

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アクタスマネジメントサービス株式会社/アクタス労務研究所

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 新年度に向けて賃金の改定を検討される会社も多いのではないでしょうか?
 賃金を決定する際「最低賃金額」のチェックをされると思いますが、
 最低賃金は2種類あることをご存知でしょうか。
 今号では最低賃金のうち「特定(産業)最低賃金」についてご案内します。

 

                            (竹田 瑞穂) 

 

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【目 次】

 

 ◆給与・社会保険相談Q&A◆
  特定最低賃金とは?

 

 ◆メルマガ衛生委員会◆
  第30号 ストレスチェック制度の導入に向けて(2)

 

 ◆セミナーのご案内◆
  提携セミナー

 

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 ◆ 給与・社会保険相談Q&A◆
  特定最低賃金とは?
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【質問】

 

 当社は東京都で派遣事業をしています。
 今回社員を千葉県にある鉄鋼業の会社へ社員を派遣することになりました。
 派遣先の業態によって最低賃金が異なると聞いたことがありますが、賃金を
 決定する上で注意点はありますか?

 

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【回答】

 

 派遣労働者は、派遣元の所在地にかかわらず、派遣先の事業場に適用される
 最低賃金が適用されます。さらに、派遣先の事業場に特定(産業別)最低賃
 金が適用される場合は、それ以上の賃金を設定する必要があります。
 

 最低賃金には「地域別最低賃金」と「特定(産業別)最低賃金」の2種類が
 あります。
 

「地域別最低賃金」とは、各都道府県に1つずつ定められた最低賃金のことです。

 

「特定(産業別)最低賃金」とは、鉄鋼業や自動車小売業など特定の産業に従
 事する社員を対象に定められたもので、地域別最低賃金よりも高い金額水準
 で設定されています。なお、都道府県ごとに特定(産業別)最低賃金の適用
 が認められている産業が異なっており、全国で235件の最低賃金が定めら
 れています(平成26年10月1日現在)。

 

 地域別と特定(産業別)の両方の最低賃金が同時に適用される社員には、
 高い方の最低賃金額以上を支払わなければなりません。
 ただし、以下の社員は特定(産業別)最低賃金が適用されません。

 

 1.18歳未満又は65歳以上の社員
 2.雇入れ後一定期間未満であって、技能習得中の社員
 3.清掃又は片付け等これらの産業に特有の軽易な業務に従事する社員

 

 今回の場合、千葉県の鉄鋼業は特定(産業別)最低賃金が設定されています
 ので、地域別最低賃金と特定(産業別)最低賃金の両方が適用されることに
 なり、高い方の最低賃金額以上の賃金に注意して設定する必要があります。

 

 具体的には、派遣先の会社の所在地である千葉の地域別最低賃金は798円、
 鉄鋼業の特定(産業別)最低賃金は880円(平成26年12月現在)である
 ため、派遣する社員が上記1~3に当てはまらない場合は、880円以上の
 賃金の支払いが必要となります。

 

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 ◆メルマガ衛生委員会◆
  第30号 ストレスチェック制度の導入に向けて(2)
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 いよいよ今年の12月1日にストレスチェック制度が施行されます。

 

 会社は、ストレスチェック制度がメンタルヘルス不調の未然防止だけでなく、
 社員のストレス状況の改善や働きやすい職場の実現を通じて生産性の向上に
 もつながるものであることに留意し、事業経営の一環としてこの制度を活用
 していくことが望まれます。

 

 今号からストレスチェックの実施にあたり検討すべき事項について取り上げ
 ていきますのでご参考にしていただければと思います。

 

 まずはじめは、事前準備として、「衛生委員会で審議・確認すべき事項」に
 ついてご紹介します。

 

 ストレスチェックを実施するに当たり、主に次の項目について審議・確認し、
 会社の実態にあった取扱い規定を策定し社員へ周知します。

 

  1. ストレスチェックを実施する目的を確認
    ストレスチェックは社員自身によるセルフケア及び職場環境改善を通じ
    メンタルヘルス不調の未然防止を図る一次予防を目的としています。

 

  2. ストレスチェックの実施体制
    産業医又保健師等、実際にストレスチェックを実施する者を決定します。

 

  3. ストレスチェックの実施方法
    使用する調査票や評価基準、評価方法などについて検討します。

 

  4. ストレスチェック結果に基づく集団的な分析方法
    分析対象とする集団規模の基準を検討します。

 

  5. ストレスチェックを個々人が受けたかどうかの情報管理
    会社による把握及び受検勧奨についてもどう把握、管理するか検討
    します。

 

  6. 実施事務従者によるストレスチェック結果の保存方法
    保存者、保存場所、保存期間、セキュリティ等について検討します。

 

  7. ストレスチェック結果の会社への提供内容及び社員の同意の取得方法
    会社に提示する内容と社員からの同意を方法及びタイミングについて
    検討します。

 

  8. ストレスチェックの実施者又は会社による個人のストレスチェックに
    かかる情報開示、訂正、追加又は削除の方法

 

  9. ストレスチェックにかかる情報の取扱いに関する苦情処理の方法

 

 10. ストレスチェックに関する社員に対する不利益な取扱いの防止に関す
    ること

 

 その他、ストレスチェックが適切に実施されているか衛生委員会で定期的に
 確認することも重要です。

 

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 ◆セミナーのご案内◆
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 提携セミナー

 

  みずほ総合研究所 主催
  「やさしく楽しく学べる「経理実務」マスター講座」
  2015年3月18日(水)10:00~17:00【東京】
  詳しい内容、お申込みはこちらから↓
  http://www.actus.co.jp/seminar/detail/486.html
  

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【発行元】

 

 アクタスマネジメントサービス株式会社/アクタス労務研究所

 

【運営WEBサイト】

 

 アクタスWEBサイト     http://www.actus.co.jp/
 アクタス人事労務WEBサイト http://www.romu.jp/

 

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