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第556号

2017年05月15日発行

法報タイムズ 第556号

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 ■2017.5.15/vol.556              発行総数: 4,860  部

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アクタス社会保険労務士法人/アクタスマネジメントサービス株式会社
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 今号では、健康保険の任意継続加入のための要件について解説します。
                           (鎌本 紀子)

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 【目 次】

 ◆給与・社会保険相談Q&A◆
  健康保険の任意継続加入のための要件について

 ◆メルマガ働き方改革検討室3◆
  働き方改革を具体的に検討するにあたって

 ◆セミナーのご案内◆
  提携セミナー

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 ◆給与・社会保険相談Q&A◆
  健康保険の任意継続加入のための要件について
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 【質問】

 入社して1ヶ月の従業員が退職をします。任意継続加入を希望していますが、
 入社して間もない方でも任意継続加入手続はできるのでしょうか。

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 【回答】

 健康保険の任意継続に加入するためには、次の2つの要件を満たす必要が
 あります。

 1.資格喪失日の前日(退職日)までに健康保険の被保険者期間が継続して
   2ヵ月以上あること
 2.資格喪失日から「20日以内」に手続き申請すること

 入社して1ヶ月で退職されるということですので、上記1の条件を満たすか
 どうかが問題になります。

 「健康保険の被保険者期間が継続して2ヶ月以上」という要件ですが、
 退職する事業所だけの被保険者期間である必要はありません。
 健康保険の被保険者期間(※)が1日も間を空けることなく、2ヶ月以上
 あれば、任意継続に加入することができます。
 ※任意継続被保険者期間および共済組合等その他の医療保険加入期間は
  含まれません。

 具体的には、協会けんぽまたは健康保険組合に加入していた期間となります
 ので、入社して2ヶ月未満であっても、前職から1日も間を空けずに転職
 された方であれば、要件を満たす可能性があります。

 なお、入社前の協会けんぽまたは健保組合と通算することで、被保険者期間
 が2ヶ月以上という要件を満たす場合ですが、原則、入社前の加入期間を
 証明する書類提出を求められます。
 入社前と現在が何れも協会けんぽである場合や、同じ健保組合である場合に
 は、保険者側で確認可能のため、提出不要となることが多いのですが、
 必ず事前に必要書類を確認するようにしてください。

 【ご参考:協会けんぽ 任意継続とは】
 https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat320/sb3180/sbb3180

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 ◆メルマガ働き方改革検討室3◆
  働き方改革を具体的に検討するにあたって
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 メルマガ働き方改革検討室ではこれからさまざまな働き方改革を検討して
 いきます。それに先立ち、国、企業、人それぞれの立場における「働き方
 改革」について整理しておきたいと思います。

 1.現状の課題とゴール
 国としての現状の課題は、1)少子高齢化、2)長時間労働、であり、
 豊かな社会の実現と将来に向けて持続可能な働き方への転換がゴールと言え
 ます。
 一方、企業の課題は、1)長時間労働(=低生産効率)、2)社員の健康、
 3)良質な労働力不足であり、企業成長と生き残りがゴールです。
 また、個々人における課題は、1)健康(ストレスを含む)、2)仕事と生活
 の不調和であり、ワークライフバランスの実現がゴールと言ってよいでしょ
 う。
 
 2.働き方改革実現のためのアクション
 上記のとおり、それぞれの立場における現状の課題とゴールは少し異なるの
 で働き方改革実現のためのアプローチも異なります。
 国が起こしているアクションは、1)同一労働同一賃金、2)長時間労働
 抑制、3)女性・高齢者の就業促進であり、これらは第二回検討室で
 ご紹介したニッポン一億総活躍プランで明記されていることでもあります。
 一方、企業に必要なアクションは、1)ワークライフバランス実現のための
 労働者支援、労働環境改善、3)労働生産性の向上となります。
 また、個々人に求められるアクションは、1)自分にとって最適な働き方の
 選択・実行、2)より多くの時間を生活に充てるための自身の労働生産性向
 上ということになると思います。

 現状の課題を認識し、ゴールをイメージしてそれぞれの立場でアクションを
 起こして前進していくことが、全ての立場における働き方改革の実現に
 不可欠な要件と言ってよいでしょう。

 次回からは、働き方改革のための具体的な取組みの検討を行っていきたいと
 思います。

 【ご参考:首相官邸 「働き方改革の実現」】
 http://www.kantei.go.jp/jp/headline/ichiokusoukatsuyaku/hatarakikata.html
 http://www.kantei.go.jp/jp/headline/pdf/20170328/01.pdf
 http://www.kantei.go.jp/jp/headline/pdf/20170328/02.pdf

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