人事労務相談Q&A こんな場合はどうすればいいの?

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外国人留学生をアルバイトとして雇い入れる際に何に注意したらよいですか?

当社で採用予定の外国人は留学生として日本に来ていますが、アルバイトとして働かせても問題ないでしょうか?仮に雇入れた場合、日本人と同じように社会保険や雇用保険に加入させる必要はありますか?



その仕事を行うことについて在留資格を満たしていれば問題ありません。また、社会保険や雇用保険の適用は日本人と変わりありません。
 

【外国人の日本での就労可否】
外国人を雇用する際には、パスポートの上陸許可証印又は外国人登録証明書等により、「在留資格」「在留期間」「在留期限」を確認してください。特に「在留資格」については、就労活動が認められる在留資格か否かを確認する必要があります。就労が禁止されている外国人が、アルバイト等で収入を伴う活動を行う場合には、あらかじめ入国管理局から資格外活動の許可を受ける必要があります。在留資格外の活動を行う際には「資格外活動許可書」を携帯しなければならないとされています。
 

したがって、在留資格が留学の場合には、「資格外活動許可書」を確認した上で、以下の「アルバイト可能時間一覧表」の就業時間を限度として就労させることができます。

【実務Q&A】①採用・求人H02.png

【外国人の労働保険・社会保険の取り扱い】
労災保険、雇用保険、健康保険、厚生年金保険、労働基準法、最低賃金法、労働安全衛生法などは日本人と同様に適用されます。ただし、上記のように就労可能時間が制限されていますので、8時間の所定労働時間を設けている会社であれば社会保険(健康保険、厚生年金保険)に加入させる必要はありません。また、留学生や就学生は学業が本業となりますので、雇用保険に加入することはできません。
 

【不法就労の外国人を雇用した場合の罰則】
入国管理法に「不法就労助長罪」が定められており、下記の行為に該当した者については、3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金に処し、又はこれを併科すると定められています。
1.事業活動に関し、外国人を雇用するなどして不法就労活動をさせる行為
2.外国人に不法就労活動をさせるために、自己の支配下に置く行為
3.業として、外国人に不法就労活動をさせる行為又は2の行為に関しあっせんする行為
 

不法就労とならないよう外国人雇用にあたっては、在留資格の確認がもっとも重要といえます。

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2010年05月14日公開

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