人事労務相談Q&A こんな場合はどうすればいいの?

TOP >> 人事労務Q&A >>

会社が懲戒処分を行なう上で守るべきルールはありますか?

懲戒処分を行うには、まずは就業規則にその根拠が明記されていなければなりません。


懲戒処分が有効とされるには以下の要件を満たす必要があるとされます。


1.就業規則上の規定
懲戒処分を有効に行うためには、懲戒処分の原因となる事由とそれに対する処分内容が、就業規則上に明記されていなければなりません。なお、懲戒規定が設けられる以前の事由に対して、事後的に設けられた懲戒規定を根拠に懲戒処分を行うことはできません。


2.平等取扱い
懲戒処分を有効に行うためには、「平等取扱いの原則」を満たす必要があり、同一内容の懲戒事由に対して下される懲戒処分は同一種類で同程度のものでなければなりません。


3.相当性
懲戒処分を有効に行うためには、「相当性の原則」を満たす必要があり、懲戒処分の内容は、懲戒事由の種類・程度に相応したものでなければなりません。


4.適正手続
懲戒処分を有効に行うためには、処分に至る過程の手続が適正に行われなければなりません。就業規則上、懲戒委員会の諮問や同意を経ることが要件となっているにもかかわらず、そのような手続を経ずに懲戒処分がなされた場合は、その懲戒処分は無効になると考えられています。また、本人に弁明反論の機会を一切与えずになされた懲戒処分も、無効になると考えられています。


問題社員への対抗手段としては、まずは懲戒規定の整備が不可欠です。

労務アドバイザーへ相談する


アクタスの関連サービスご紹介
アクタス就業規則コンサルティング



Romu.jp内の関連リンク
【基礎知識】労働基準法 


2010年05月14日公開

人事労務相談Q&ATOPへ
ページの先頭へ

カテゴリ: