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人事制度は社員が少数の会社でも必要になりますか?

人事制度の必要性は、会社の規模と組織構成によって異なります。


人事制度の目的にはいくつかありますが、その一つは社員の処遇を決定するためです。社員が10名くらいまでなら、誰が会社に貢献しているのか、高い処遇を受けるべきなのかは、社内の誰もが分かることでしょう。したがって、この程度の規模であれば、多くの会社で制度そのものの必要性は薄くなります。


しかしながら、人数が少なくても評価は必要ですし、評価による昇給や賞与の差をつけるという行為はどの会社でも行われています。したがって、人事制度の有無は、それが経営者の頭の中で行われていることなのか、制度として運用されているのかだけの違いと言えます。


制度として必要になるのは社内に管理職のポストができ、組織が階層化されたときです。その段階になると、一般社員からすれば、社内での階段(すなわちキャリアパス)が見えてきます。経営者からすれば、自社が欲する人材の成長過程が作られることになります。ここで、格付けのための資格制度(等級制度)が必要になってくるわけです。


「うちの会社は少人数だから...」という経営者は多いですが、人事制度は単純に社員数だけによってその必要性が判断されるのではなく、組織の構造によっても事情が異なります。


経営へのインパクト:

人事制度は、経営者の頭の中にある評価や処遇の考え方を具現化するためのツールです。したがって、現状の組織からして人事制度の必要性がなかったとしても、人事制度そのものの考え方は役に立つはずです。昇給や賞与の原資配分は、社員数名の会社であっても、経営者を悩ませる問題の一つではないでしょうか。したがって、制度として運用するかは別にせよ、人事制度の枠組みを考えておくことはこのような悩みを解決する手助けともなります。

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2010年05月14日公開

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