人事労務相談Q&A こんな場合はどうすればいいの?

TOP >> 人事労務Q&A >>

節電対策として、夏季限定で土日を出社日とすることはできますか?

7月~9月の間、大口の取引先が土曜日・日曜日を所定労働日に変更します。
これまで、弊社では土曜日・日曜日を所定休日として定めていましたが、取引先の変更に合わせ、担当社員も土曜日・日曜日を所定労働日とし、代わりに月曜日・火曜日を休日に変更せざるを得ない状況です。所定労働日を変更するには、法律上どのような手続が必要になるでしょうか?



所定労働日を変更するには、以下の2つの方法があります。

1.振替休日の制度を利用する

担当者が交代で出社をすれば対応できる場合や、変更が臨時的・一時的である場合は、「振替休日」の制度を利用するのがよいでしょう。

振替休日を行うには、就業規則に休日を振替えることがある旨の記載が必要であること、1週間の実労働時間が法定労働時間である40時間を超えた場合は、その時間に応じた割増賃金を支払う必要があることに留意してください。

2.所定休日の定めを変更する

休日の変更が全社員を対象とする場合や、所定労働日の変更が恒常的になる場合に振替休日の制度を利用すると、かえって事務負担が大きくなります。この場合は振替休日を利用するのではなく、「就業規則」で定めている所定休日を変更するなど、そもそもの労働条件を変更することにより対応した方が、運用しやすいといえます。

就業規則を変更する場合は、会社が一方的に変更するのではなく、社員に対する事前説明と協力依頼が不可欠です。また、変更した内容を労働基準監督署に届出なくてはいけません。

とくに会社として配慮すべきは、育児を行う社員への対応です。たとえば、所定休日の変更により「土日に子どもを預けられる保育所がない」といった問題が生じることが予想されます。こうした場合、在宅勤務を認めるなど個別の事情に応じた対応が必要です。また、社員がベビーシッターを利用した場合の費用の一部を 会社が補助するといった対応もその一つです。

労務アドバイザーへ相談する


アクタスの関連サービスご紹介
アクタス就業規則コンサルティング


2011年06月20日公開

人事労務相談Q&ATOPへ
ページの先頭へ

カテゴリ: