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外国人の学生を海外インターンとして日本で働かせる場合、社会保障協定は適用されますか?

フランスの大学に通う外国人の学生を、日本で海外インターン研修生として受け入れる予定です。インターンとして倶業務に従事してもらう期間は半年間のみで、その後は帰国を予定しています。半年間だけの加入であれば、日本で年金が受給できないことは明らかであるため、日仏社会保障協定によって日本の年金制度に加入させないことは可能でしょうか?



フランスの年金制度では学生は適用対象外とされているため、そもそも年金の二重加入の問題は生じないと考えられ、日本の社会保険の加入要件を満たす場合のみ、日本においてのみ社会保険に加入する必要があります。

社会保障協定とは、海外で勤務する場合に、自国と勤務地である相手国との両方で社会保障制度に加入しなければならない場合が生じるため、保険料の二重負担を回避したり、年金の加入期間を通算したりするためのものです。

日本とフランス間では、日仏社会保障協定が締結されていますが、フランスの年金制度では学生は適用対象外として位置付けられており、年金制度に関しては二重加入の問題は生じないものと考えられます。

一方、日本では国籍を問わず、法人である事業所に勤務する者は、原則社会保険制度の加入する必要があります。
ただし、パートなど短時間勤務の場合には、正社員と比較して1日または1週間の所定労働時間が3/4以上、かつ、1ヶ月の労働日数が3/4以上である場合に加入が必要とされています。

したがって、今回のケースでは、日本の社会保険の加入要件を満たす場合のみ、日本において年金制度の加入が必要ということになります。

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2013年11月20日公開

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